イオン八千代緑ヶ丘みうら整骨院【夜22時土日】(八千代市) の日記
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インド仏教1
2015.07.18
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インド仏教の興りについて、 歴史的にさかのぼっていきたいと思います。 インドの文化形成に大きな役割を担っているのは、 アーリア人の侵入です。それまでは、 紀元前3千年ごろはドラビタ人をはじめとする いくつかの民族が定住し、 有名な『インダス文明』を興しましたが、 急速に衰退し滅んでしまいました。 コーカサス地方に住んでいたアーリア人のうち、 ヨーロッパに移り住んだものたちが、『ヨーロッパ』諸民族に、 東に下がって、インドに移ったものが、『インド』人に なりました。 インドのパンジャブ地方に定住した彼らは、 家族制度を基調とする、氏族、部族制度を作っていきます。 紀元前1500年ほど前のことになります。 当初は、家畜を養い、農耕を行って家族単位の生活を営んでいたようです。 彼らはその後、ヴィーダ文化を作ります。 宇宙創造にかかわるヴィーダ神の讃歌が有名です。 神は、自然現象を抽象化したものであり、 大自然に対する畏敬の念が感じられるものです。 次回は、現在もインドに大きな影響を及ぼす、 カースト(階層)について説明します。